2024/06/23

2024年6月 はじめての小菅村 上流域を散策

やっとのことで、2024年も梅雨入りし、今回はじめて小菅村エリアを訪問しました。釣果は良くありませんでした。しかしながら、ポテンシャルの高さを感じたような気になったエリアでした。

奥多摩方面は、以前は沢登りや登山でよく訪れていました。しかし、ここ10年はあまり訪問した記憶がありません。小菅村も、中央道の大渋滞時に大月から埼玉へ抜ける超絶裏道(当時は松姫峠のトンネル無し)として通過したことはありましたが、訪問自体はじめてです。ネットや釣り現場で小菅は良いヨ! と教えて頂いていたので、期待しての訪問です。なお、本渓はネットで多くの事例がアップされていますので、実名で投稿となります。

まずは「釣り券」です。今回はスマホアプリの「つりチケ」を利用しました。ただし、つりチケで購入できる日券の多くは、印刷が必要なのでだいぶ面倒です。別の「フィッシュパス」アプリは、山中の電波が通じないオフライン時でも画面表示でOKが多いので、なんとかならんのかと思っています。私は、つりチケで購入してマルチコピー機で印刷しましたが、印刷代が60円かかります。なお、同行者はセブンイレブンのマルチコピー機(JTBのサービス)でササッと購入していましたので、こっちのほうが便利で安価です。なお、青梅方面からアクセス時の最終コンビニは、奥多摩手前の古里駅近くにあります。

20240622_035623日券はセブンイレブン(青梅市内)での発券

トイレのために「道の駅 小菅」に立ち寄ったのが敗因なのか、入渓時間が遅くなってしまいました。小菅川沿いの林道途中には数台の車両がありました。そして林道終点到着は5:50。そして1台のバイクが! マフラーがぬるく、30分以内に入った気配がプンプンです。ただしバイクの単独行のため下流域に入ったかもと、あわい期待をもって出発準備をしました。

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林道終点広場は、4,5台が駐車できるスペースあり

駐車場からなんとなく見える堰堤を左岸から越える杣道があります。踏み跡は薄めで、最後は急斜面を下ります。なんとなく足跡があるようにも見えます。

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駐車場の先の杣道入口



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結構な急斜面を降りる


水線に降りると、先に見える最終堰堤の下に単独行の釣り人が見えました。 近づいて挨拶すると、やはりバイクの方でした。ワサビ小屋まで釣り上がる予定とのことで、我々はスゴスゴと林道終点まで戻って小屋上から釣り上がることにしました。駐車場まで戻ると、もう一台車が到着していて男性ペアの方が準備中でした。やはりこのエリアは人気が高いことを実感しました。事情を話してから我々はモノレール脇の急斜面を登ります。ヒーヒーいいながら100m弱高度を上げると、作業道が横切っています。

20240622_063752モノレール横を急登

ここからは高度を維持しながら左岸の高い地点をトラバースしてワサビ小屋直下まで楽々行けます。道もけっこう踏まれているようでした。小屋手前にある木製橋を入渓点としました。

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入渓点の橋

まだ建物が残っているワサビ小屋を左に見ながら、渓流を釣り上がることにします。渓相は良いです。雰囲気は凄く良い! そして今回は、源流域で使う2.4mではなく、私としては長めの3.0mのテンカラ竿を準備しました。入渓した直後の良い淵では反応が無く、その上の小さな反転流がある流れで19cmのイワナがヒット。出だしは良い感じです。

20240622_075913流れの横の反転流


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19cmのイワナ

ただし、絶対いるよなという膝下位の流れや、大きめの淵では魚影が見えず、アタリがありません。

感じの良い落ち込みも続くのですが、調子が良くない。昨日まで降った雨で水量も多いようなのですが、調子が悪い。その後しばらくすると、大小合わせて5回のバラシが続いて、意気消沈します。渓魚がいることはわかったが、なんか釣れない。今日はそんな日なのかもしれません。

20240622_085433ワサビ田跡を守る巨大な石垣

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おだやかな渓相もあり、釣果は望めそうだが

相方もやっと22cmのイワナを釣り上げました。雰囲気的にはガンガン釣れそうなのですが、やはり入渓が容易なことから、多くの釣り人が入っているのだろうと思いました。その後もチビイワナを釣り上げるも、なかなな良型が出てくれません。
渓相は、巨大なワサビ田跡を右岸側に見ながら進み、その後も流れが左右に分かれます。左側の水流が太く、右側はチョロチョロです。そして、入渓から約2時間で、右股側に滝が見える二股に到着しました。右股の滝は美しいのですが、水量も少なく滝つぼもありませんでした。

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二股の右股にある滝
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振り返ると巨木が!

気持ち良い場所なので、早めの昼食とします。渓流で食べるカップラーメンはなぜこんなに旨いのか?だれか解明してほしいです。昼食後、しばしダラダラして、右股の滝の様子を見た後、左俣をもう少しだけ釣り上がることにします。

左俣も渓相抜群なのですが、釣果がでません。必ずいると思われる流れや淵で反応がありません。流れだしなどで泳ぐ岩魚は皆無です。大きめの淵があったので水中カメラで動画撮影すると、底付近を泳ぐイワナが見えました。これだとドライフライには出てくれないかもしれません。

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水流が減り良いポイントも減る。ここでは魚影(動画)は確認できたが釣果なし

昼を過ぎてしまったので、左俣からの撤退を決めます。相方はルアーに変えてから1匹出ましたが、私は食事後はバラシが数回で、散々な結果となってしまいました。
上流部は杣道がないので水線通しでわさび小屋の先まで下ります。想像していたものより巨大なわさび田跡がありました。

 20240622_144707わさび田跡と小屋


その先は作業道で下山となりました。最後のモノレールの脇は急斜面なので、左寄りの踏み跡をたどり、無事駐車場に到着となりました。時刻は15時過ぎ。当然ながらバイクも車も一台もなくなっていました。

帰路、道の駅小菅に隣接されている日帰り温泉を利用した後、青梅IC手前の河辺駅近くのホルモン・焼肉屋でアルコール抜きの打ち上げとしました。今日の釣果はショボかったが「ポテンシャルはある」が同意した意見でした。再挑戦するか?の答えは出ませんでした。


20240622_184539アルコール無しの焼肉も旨い(宮よし@河辺駅近く)

 

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2024/05/20

2024年5月 また1年ぶりの更新 やっと毛鉤に出る季節となりました

2024年のGWも終わり、渓流の緑も濃くなってきました。
今回は、5月中旬の週末に、ゲートからチャリで林道の奥へ向かいました。ゲートで立ち話をした単独行の方は、登山を開始して数年とのことですが、既にロープを持ってバリルートに挑む超人中高年ハイカーでした。脱渓後、途中の駐車スペースで再度合ったのですが、激ヤブのバリエーションルート(登山道でも杣道でもない)を周回してきたそうで、すさまじい体力をお持ちのようでした。

最初から話しが逸れました。ゲート前には、軽トラが1台だけ駐車していました。ダッシュボードには特にメモなどはないようですが、おそらく釣りで先行しているようです。同じ渓でないことを祈りながらゲートを越えます。あまり詳細は記載しませんが、この渓はしばらくぶりに解放された渓でして、ちょっと期待しています。

入渓すると、堰堤上は瀬になっています。渓は狭く、木々が多いので、2.4mのテンカラ竿に、2.4mテーパーライン、1mの1号ハリス、12号のパラシュート毛鉤を準備します。すぐに良い落ち込みが始まりました。期待できる渓相です。しかしながら、20年以上前の記録に紹介されている杣道は落ち葉で良く見えず、あちこち落ちているようです。帰路をどうするか考えながらの釣行を開始しました。

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水温は9度

水温は9度まで上がってきました。解禁日には、同じ水系の別の渓に入りましたが、水流には氷が張ってラインも凍り付いたことを思い出しながら、ウェットスタイルで水に入りながら遡行します。

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落ち込みが続く気持ち良い渓相

入渓して30分、気持ちの良い渓相ですが、アタリがありません。まだちょっと季節が早いか?とボヤキながら進むと、緩い流れで19cmの岩魚がパラシュートに飛び出してきました。テンカラだけど、毛鉤は完全に浮かして釣る方が好きなスタイルですので、どうかご容赦ください。

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やっと6寸の岩魚が出ました!

この先も、良い落ち込みが続きますが、なかなか反応はありません。2時間ほど釣り上がると腹が減って休憩とします。エネルギーを補給すると、やる気も出てきます。

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ビショビショにはなりたくないなー

トイ条の急流や、数mの滝が連続する区間は、まだビショビショになって遡行する覚悟も気持ちもありませんので、右岸の巻道で突破します。踏み跡は薄く、まだ今シーズン歩いた痕跡は薄く、上流に期待を持ちます。

上流では、良い落ち込みや小滝の滝壺で岩魚と戯れることができました。出るか出るかと期待しながら、水面下からパシャッと毛鉤を咥える瞬間にはテンカラ初めて5年が経ちますが、いまだに大興奮してしまいます。いつになったら冷静沈着に取り込めるのか。。。

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小降りな岩魚がチョコチョコ出る感じ

倒木が多い淵がありました。ここは必ずいるな!(エサ釣り師が入っていなければ)と思って、毛鉤を優しく投げ込むと、予想通り20cmの岩魚が飛び出してきました。アドレナリンが出まくりました。キャストも概ね狙ったところに落とせるようにはなったと自負していますが、風があったりするとボロボロです。

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倒木付きの淵は狙い目

四時間ほど釣り上がり、ツ抜け手前の釣果にて、腹が減りすぎたので脱渓としました。秩父エリには今シーズン5回目の入渓ですが、やっとテンカラ釣りになったと感じた釣行でした。

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杣道は荒れ気味です

帰りの杣道は寸断が多く、人も少ないようなので、ロープ等が整備されていません。こんな感じの急斜面をズルズルと滑り降りる区間もありました。もう少し暖かくなったら、もう一度入ってみたくなる渓でした。これだけでも分かってしまう方もいるとは思いますが、静かな渓ですので、ひっそりと楽しみましょう。

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2023/05/05

2023年5月 ゴールデンウィーク 激戦区の源流

2023年のゴールデンウィーク、5連休の初日は、朝4時過ぎから高速の渋滞が予測されていたため、渋滞が始まる前に始動します。今回はホームの秩父ではないエリアを選択しました。途中、普段はあまり立ち寄らない高坂SAにトイレ休憩で寄ると、真っ暗な時間帯でも結構な駐車車両がありました。さすが5連休初日です。

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まだ暗い関越道の高坂SA、車が多い

6時前に駐車場へ到着。最近はアプリで購入できる遊漁券が便利です。私は「つりチケ」と「Fisshpass」というアプリを使っていますが、今回のエリアも電波が入れば日券が購入できます(クレカ決済)。遊漁券を扱っている店舗を探す手間がなくて、至極便利です。

さて、駐車場から入渓地点までは2時間ほど歩きます。登山道沿いは、杉の植林ではないため、新緑の緑が眩しい。そして既に初夏のような気温です。

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新緑の中を歩く、それだけで気持ちが良い

今回は、下半身はネオプレーンの靴下とウェットスーツ、そして沢靴というスタイルです。同行者はヒップウェイダーでしたが、歩いた時の汗で内部が濡れてしまったようです。駐車場前の本流は減水が激しかったですが、支流の出合はそれなりの水量がありました。ただし、まだ落ち葉が溜まっている状態です。激戦区の上流なので2時間歩いた上流でも足跡がそれなりにありました。放流区間ではないのでリリーズ前提です。

私はテンカラ、同行者はルアーで交代制で釣り上がりを開始。入渓してしばらくはアタリも無くツライ釣行です。1時間後、ツレが17cmの岩魚を小さな淵でゲット。今回はアクリルケースを持参したのでさっそく撮影です。

20230503_092414一匹目、17cmの岩魚

源流域なので、既に水量は少ないですが、大自然の中の遡行を楽しみます。新緑と青空が気持ち良い!

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気持ち良く釣り上がるが、まだ落ち葉が多い

その後、ポツポツと釣果は出ますが、爆釣といった感じではありません。
テンカラは、老眼に優しい派手な色のパラシュート毛鉤を水面に流しても出てきません。12番のガディスを水面上に流してもダメでした。普通毛鉤を沈めた状態だと出るポイントが多かったです。サイズは、14番でも12番でも同じでした。今回は早合わせ、バラシはなく、キチッと毛鉤を咥えているのが多かったです。
ルアーは、ツレは2gのスプーン、私は3gのスピナーを使いましたが、それぞれ釣果がありました。二人とも初心者なのでダダ巻きです。まあ、ルアーは何でも釣れるという感じでした。

また水流中の岩も落ち葉と苔が多くて、ツレは一度転倒してウェイダーの中がビショビショになってしまいました。以前大物を逃したポイントでは、反応も無くて残念な結果となりました。

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20cm前後の岩魚。このクラスがよく釣れる。

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過去大物が出た淵では反応無し

朝が早かったためか、途中で疲労が溜まり、昼食をとってから昼過ぎには納竿としました。脱渓地点の淵でも良型の岩魚が出ました。やはりもう少し水量が出ないとダメな感じですね。

20230503_140613脱渓地点 

帰路途中、まだ駐車場まで1時間近くある地点で「電波が入る」という表示がありました。試してみると、確かに電波が入りました。山奥でもこんな地点があるのにはビックリでした。


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山奥にあった「電波あり(ドコモ)」の表示

下山中に谷底を見ると、エサ釣り師が複数人遡行していました。我々の2、3時間遅れのようですが、エサなら後発でも釣れるのでしょうかね。足跡バッチリ付けたはずですが、やはり激戦区は、上流域でも激戦区でした。

2023/04/19

2023年4月 ほぼ1年ぶり 渓流釣り始動2023

しれっと、一年位未更新でした。

2023年は、年度末が激務だったことを理由に解禁から今日まで釣果無しですが、4月中旬の週末に、秩父I川の支流へ学生時代からの友人と入渓しました。前日まで平野では雨でしたが、水源エリアには降雨のデータは無し。朝7時、ゲートには三台の車がありましたよ。二台は前日からの宿泊利用です。駐車場の料金紙でバレます。出発準備していると軽トラに原付を積んだペアの先輩が到着。取水施設あたりを釣りたいということで、沢割りも無事完了。しかし、補強されたゲートをどうやって通過できたのか? なお、もう一台の先行者はだいぶ下流で釣っていました。

支流へは、吊り橋の先から入渓。本日は支流下流部を攻めることにしました。この支流は出合から上流までどこでも渓魚がいるので安心感がある沢なんですが、今回は渓流は10年ぶりのツレがいるんで、どうなることやら。。。

入渓して一投目、ラインが取れました。そして二投目、2.7mのテンカラ竿の4番が真ん中からポキッと折れました。マジか?
モチベーションが一気にダウンするも、ツレの引率という仕事もあるので、テンション上げていきますよ。今回は二人ともテンカラです。しかし下流部の良いポイントでは毛鉤には反応無し。下流部の悪場は基本右岸通しで小さく巻くのですが、踏み跡はまったく無し。完全に落ち葉で埋まっています。もしかしたら、今年初の入渓者になってしまったのか? 去年も同時期に一人で入ってドキドキしながら滑ったらすげーイヤーな斜面をトラバースしながら巻くと悪場が終わります。

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落ち葉で埋まった巻き

この先はポイントが続く安心できる流れになります。入渓して30分、いかにもという小さな溜まりでツレが毛鉤で竿を小さく曲げます。15cm強のイワナでした。これで渓流の感覚を取り戻したことでしょう。

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いかにもというポイントで、イワナを釣り上げたツレ

しかし、私にはいっこうにアタリは無し。老眼に優しいライン(太くてオレンジ)や毛鉤(パラシュートでピンク)だと、この時期はなかなか反応してくれません。ちゃんと沈める毛鉤とフロロラインを準備すべきと反省です。また支流を二人で交代しながら釣り上がるのは難しいのかもしれません。ただし一人ではない安心感と昔を思い出す高揚感はたまりません。このツレとは、例えば、北アの黒部川上の廊下にチャレンジして他パーティ救護のため撤退した経験があります。県警ヘリに乗って誘導したり、黒部ダムを小屋管理人と共にボートで縦断したりと、スペシャルな経験を共にしています。

さて、入渓1時間で休憩とします。休憩後にルアーに替えたら、いきなり17cmのイワナをゲット。私は今日はこれで満足とします。その後、二条になっている滝の淵で、連続三回バラシ(フッキングミス、取り込みミス)をして落ち込みます。さらに小一時間ほど釣り上がるも、テンカラにもルアーにも反応無し。腹が減ったのですぐにランチとして、今度は自分がテンカラ、ツレがルアーにチェンジ。

ランチ後は、ルアーに反応が出て、ツレがルアーで3匹連続ゲット。初渓流ルアーで良い釣果です。水が綺麗なので、ルアーを追いかける渓魚がよく見えます。脱渓手前では、ツレが引くルアーに真っ黒な影がギリギリまで追いかけてくるのがハッキリ見えました。

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ここでもルアー(スプーンだだ引き)でイワナがヒット

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この淵では、私の毛鉤には無反応でしたが、ルアーでは良型がヒット

脱渓点で、22cmイワナ一匹を焚き火で焼くも、なんと塩を忘れて素焼きで食べました。塩も醤油もなくても非常に美味でした、

帰路は、右岸にある杣道を下ります。一部崩れていてちょっと緊張するも5時間かけて釣り上がった区間を30分位で下山となりました。

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下山は杣道と登山道で楽々、一気に吊り橋まで下る

春の渓流を歩く、渓魚を釣りながら遡行する。
こんな贅沢をあと何年できるのかという会話をしながら、楽しい下山となりました。

2022/05/11

2022年5月 GW中日 日帰りで県外の渓へ 

今年のGWの連休は休みの調整がうまくいかず、中盤の3連休の中日に日帰りで秩父を離れて県外の渓へ。だれもいないと思っていると、上流からエサ釣り師が下ってきました。釣れない理由がわかりました。。。


07:00、清流が望めるトイレがある施設の自動販売機で日券を購入し、駐車場所には7:30に到着するも、駐車場所は放流される場所に近いこともあり、釣り師やキャンパーがちらほら。加えて、巨大な荷物を背負ったペアがまさに入山しようとしていました。どうやら登山ではなく、源流域に入りそうな雰囲気です。準備をしていると案の定、上流方面に出発してしまいました。

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トイレから渓流が見えるのは良いですね

この時期は、ウェイダーかウェットスタイルで迷いますが、天気がよいので今期初のウェットスタイルとしました。ラバーソールの渓流靴はアプローチの歩きが楽でよいです。そして熊エリアのため、クマ鈴とスプレー、おもちゃの鉄砲を持参します。危険箇所はないのでロープは無しです。8:00に出発、沢沿いの整備された登山道を1時間弱歩きます。渓相は良いのですがアプローチが楽なので、下流域には渓流魚はほぼいません。魚影も見えません。なおこの沢への放流情報はありません。植林エリアではありますが、歩いているだけで気持ちが良くなります。

途中の鉄製階段に先行者の濡れた足跡を発見し、さきほどのペアが入ったことを確信しました。当初予定は、本流の最上流域まで行く予定でしたが、そこは宿泊適地も多いため今回は諦めることにします。悩みましたが、宿泊装備なら途中の枝沢には入る確率は低いだろうと思い、地形図に名前のある枝沢に変更としました。

昔は炭焼き小屋跡がいっぱいあったとの案内の地点から渓に降り立ち、8:45に入渓としました。渓相はよく、釣れそうな雰囲気大なのですが、良さげなポイントに毛鉤を投げても、なかなか食いつきません。足元は濡れるとさすがに冷たいですが、このエリアは標高も低く雪はなくなっているはずです。

鼻歌を歌いながら釣り上がりだして約30分、小さな流れで小さな岩魚がヒットしました。ボウズも覚悟していたので、これで一安心です。

 

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小さな岩魚がヒットした小さな流れ

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15cmくらいのチビ岩魚

10:50、H沢の出合に到着。水量は3:1位でしょうか。地形図には点線があるのですが、既に廃道になっているため沢沿いに溯行します。出合からすぐにミニゴルジュとなり、3m滝の左壁を登ります。スタンスはきちんとあるので登降は問題ありませんが虎ロープ等はありません。滝の上には良さげな淵があり、コーヒーとお菓子で小休止としました。昼寝をしたくなるほど気持ちが良い渓です。対岸の上部には炭焼き跡が見えます。まだ水が出ていないからか大量の落ち葉が淵には溜まっているなーとか言いながら、ユックリした時間が過ぎます。

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対岸に見えた炭焼き窯跡

比較的歩きやすい渓を上流へ釣り上がります。しかし、絶対にいると思われる場所でも反応がありません。こんな支流も釣られ切っているのかと思っていたら、上流から降りてくる釣り師を発見。挨拶後に少し情報交換させていただきましたが、小さいけれどエサでガンガン釣れたとのこと。釣れるどころか魚影さえない理由を納得しました。両岸に杣道はないため沢スジを下山してきたとのことで、後発で奥に入るかまよいましたが、まだ12時前なのでもう少し奥を調査することにして釣り上がります。

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枝沢のH沢、渓相は良い

秩父では倒木が多くあるきにくい源流が多いのですが、この渓は余り倒木がなくて良いです。しかし連れません。魚影が見えたって本当か? とボヤキなが釣り上がると、小さな平場で小さな岩魚がヒットしました。魚は残っていたようです。ホッとしました。

 

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小さな岩魚がヒットした地点

その後も釣り上がりますが、渓相は良いのですがアタリがでません。

14:00、左岸から涸れ沢が出合い、本流が石が詰まった斜面になったところで脱渓とします。標高は地図読みで905m地点です。

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本日の脱渓点、標高905m

そういえば行動食だけでランチを食べていなかったので、陽が当たる場所でお湯を沸かして軽い昼食としました。昼寝もしたかったのですが、夜は自宅で食事をしたいとおもっていたので、14:15に下山します。スタスタとH沢を下り、H沢の出合から登山道までは獣道のような足跡をたどって登り返します。その後は登山道を快適に降り、15:50に車に戻りました。

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H沢との出合 正面がH沢、左手前が本流上流

近くの日帰り温泉に立ち寄ると、夕方になったので大混雑です。外出規制が無くなったGWを舐めていました。ここから高速を使って帰宅するルートを検索すると真っ赤です。行きの2倍近い時間をかけて自宅には21時過ぎに帰宅となり、夕食もSAで購入したパンを車内で食して終了となりました。

 

追伸)今回も#2の部分が折れました。木に針が掛かって、アレ?と軽く引いたらポキンと折れました。折れたのは、また2番です。。。

 

 

 

 

 

2022/04/19

2022年4月 GW事前調査は吉となるか?

GW前の週末に残雪がまだある渓の奥へ

DAY-1

土曜の午前中に用事を済ませて、関越の嵐山PAで遅めの昼食をとり、夕方になって車止めへ到着しました。店じまい中の管釣りのおやっさんに駐車料金を払いがてら駐車している車の様子を聞くと、営業前の早朝から入っていることしかわからず、他県ナンバーなので本流の奥かもしれないとのこと。今回は、GW前の調査を兼ねて、本流手前でビバークして、翌日に支流を奥まで行くことに決定。

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昨年春に整備された軌道跡にも新しい落石が発生

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夕方に、本流のBP付近の小さな淵、白泡の奥でイワナをヒットするも15cm、写真も撮らずにリリース。

夜は棒ラーメンと酎ハイで腹を満たしてすぐに就寝とします。しかしまだ夜の冷え込みがあって息も白い。上下ダウンと#3のシュラフでちょうどよい。しかし、満月で夜中でも明るい。さらに鹿がうるさい。

 

DAY-2

翌朝、完全に明るくなってから起床し、支流へ向かいます。登山道沿いの新緑が、すごく気持ち良い。
軌道跡がある区間は全て使うが、やはり2019年の台風でけっこう崩壊が進んでいます。入渓までのアクセス調査結果は以下。

  1. 支流出合の吊り橋、去年まで大量にあった砂利はすべて撤去されていました。感謝です。
  2. 昨年GW前に設置された虎ロープの軌道跡のザレ区間は、足場はしっかりしているが、滑ったら大けがになる高度感。
  3. 軌道跡は上記以外に2箇所ザレが進行している。今後大きく崩れたら水線に降りて通過するしかなくなりそう。
  4. 従前からの右岸崩壊地は、手前の崩壊も進行していて水線通しでなんとか通過できる。新しい落石・落木も多数有り。
  5. その先の軌道跡は2箇所のザレが嫌な感じ。フェルト靴だと怖い。チェンスパがあると吉。
  6. 軌道跡終点手前も崩壊。巨石帯の左岸大崩れ側を行くのが吉。
  7. 右岸流入の支流から先、以前の伏流区間にも水流有り。

まあ、慎重に行けば良さそうですが、次回はヘルメットもっていこうと反省です。

大崩壊地の先、左岸の大きな支流の出合の先で入渓とします。時刻は8時過ぎ、吊り橋から1時間ちょっとかかりました。
渓には新しい足跡はほとんどない。しかし水温も活性も低い。浮かした毛鉤にも、水面下の毛鉤にも反応は無い。過去、大物の実績がある淵でもなかなか魚影が確認できない。

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入渓して20分、小さい淵でイワナがヒットするもサイズは10cm。色は明るく、黒くない。

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中流域の左岸の大崩れ 圧巻である

顕著な支流が右岸から流入し、気持ちの良い渓を歩く。左岸の崩壊地は素早く歩き抜ける。

支流分岐から30分ほどの明るい淵に近づくと、定位している岩魚を確認! こんな明るい淵にいるんだと驚く。水流に浮かせた毛鉤を流すと、数回目でヒット! 水面下から毛鉤をくわえるのが見えた。サイズも24cmと良型である。しかし色は黒くない。

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明るい淵でヒットしたイワナ

 

淵を見ると、まだ定位しているイワナがいる。毛鉤をチェンジして再度流すと5投目で今度は27cmがヒット。興奮して、このサイズでもぶっこ抜いてしまった。

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同じ淵で二匹目をヒット こちらも黒くない

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こんな明るい淵でイワナがテンカラにヒットするとは、驚きである。

 

その後、2時間ほどゆっくり釣り上がると、落ち葉の下に雪が残っていました。水が冷たい訳を納得です。
左岸から滝状の支流、そしてトチの巨木を通過した後に雨が降ってきたこともあり、右岸からの支流が流入する地点で偵察終了としました。標高は地図読みで1,260mでした。

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右岸からの支流が流入。今回の脱渓地点

 

途中、ドカドカ歩いてしまってイワナにハシラれたのが数回、バラシはなし。なお過去実績のある淵でも日影だと寒すぎてか、フライには相手にしてくれないようでした。今回は、釣り上がり中は人間もダウンウェアを着てちょうど良かったので、もう少し水温が上がるのを待つ方がよいと事前調査を結論づけた。

2021/07/20

2021年7月 降雨後の増水は吉とでるか!?

まとまった降雨後、I川支流のA谷に入りました。

『今回は今期四度目の支流の奥へ。降雨後なので水量が増えているので期待大です。しかし、みんな考えることは一緒で、入渓者が多くて爆釣とはいきませんでした。しかし源流域の静かな流れは癒やされます。大物をバラしても、5連続でバラしても、テンカラ竿を踏んで折っても、お気に入りの定食屋は臨時休業でも、心は満たされました。』

結局、駐車場には12時に到着。500円をポストに入れていると管理釣り場のオヤジさんがお客さんと仲良く話しています。「えっ、営業再開ですか?」と聞くと、お客が来たときだけ放流して営業しているとのこと。渓をみると、確かに区画が復活しつつあります。ただし「ここ数日の雨で区画用の石が流される」と嘆いていました。釣りと思われる駐車は5台、うち1台は金曜から泊まりとのことです。渓かぶりしなければとちょっと心配です。

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テンバ先の左岸大崩壊地 圧巻です

12:40に駐車場を出発。支流の出合いの吊り橋までは工事完了のため超快適です。2020年シーズンは崩壊や落橋などで人があまり入っていませんでした。しかし今回は下山してきた釣り人・登山者の3人とスライド、さらにこれからちょっとだけ入るという若者が1人。人気のある渓とはいえ、人だらけです。本流上流は水量が多いと激しい泳ぎが必須となるのでたぶんあまり入っていないでしょう。ということは目指す支流にさらに人がいるのか。。。 吊り橋で下山してきた若者と情報交換すると、橋からの急区間ではルアーで良型が出たとのこと。テンカラや毛鉤だと難しいのではと言われました。うーん。

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軌道跡は去年とはうってかわってカッチリと整備済。

釣り橋を渡り、急登をへーへー言いながら10分で水平の軌道跡へ上がります。一部崩壊が進んでいる軌道跡ですが、どんどん距離を稼げます。ロープが張られたザレ手前で、さらに泊まりの釣人とスライド。おそらく私のお気に入りの地点ではなく、さらに上流枝沢の手前、大崩壊の下(とはいえ安全な場所)でテント泊したようです。昨日はエサ釣りの高齢者が50本上げたとのウソのような話しを聞くも、予定地点に他者はいないことが確認できたので安心です。ここまで、5,6人の釣り人と会いましたが、こんなことは初めてです。この渓も人気が出過ぎです。。。

枝沢手前、右岸の大崩壊の手前の新しい崩壊地から水線に降ります。次崩れたらどうしようという小さいマキを越え、枝沢の出合いにあるテンバ適地に到着です。この支流はこの先にも何カ所かテンバ適地はあるので上流に泊まっていないことを願いながら設営します。

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テンバ適地

時刻は15時なので、枝沢を300mほど釣り上がります。いつも良型がヒットする淵ではアタリもなく、釣果は小型が1匹だけ。バラシは二回。暗くなってきたので枝沢を脱渓し、テンバに戻って今度は支流を釣り上がると22cmの良型がヒット。今日は泊まりなのでキープさせてもらいます。その先でも小型がヒットするもタモをテントにおいてきたので取り込み失敗など、すっきりしません。さらに小さなイワナをバラした直後に仕掛けを整理していると足元から嫌な感じのポキッという音がします。テンカラ竿(二代目テンカラ源2.7m)を踏んづけていました。いつも固結で破損していた二番ではなく、太い四番のパーツがポッキリいきました。これで明日は、2.4mの短い竿しかなくなりました。

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踏んづけてポッキリとなったテンカラ竿、奥の落ち込みで小型イワナをバラした直後に踏んづけてしまった

降雨後なので良い薪が見つからないけど、快適なテンバで一晩過ごします。木々の間から満点の星が見えます。明日も晴れるでしょう。キープしたイワナ1匹は塩焼きで美味しく頂きました。持ってきたウインナーはバジルが強くてイマイチでした。

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腹減りすぎで、炭火になる前に直火で塩焼きにしました

Day-2です。翌朝、渓に太陽の光が入る前に出発します。朝3時に駐車場を出れば、足が速ければ5時過ぎにはテンバに到着するでしょうから、意地でも先行です。以前、ここに泊まった時、6時過ぎに複数の後続者が来て本流を譲った経験があります。今回は、なるべく奥まで入る予定をたてていますが、軌道跡を避けてテント前から釣り上がります。軌道跡が無くなるまでの区間は600m程で、ここでは少ないですが良型が出ました。やはり朝はよいですね。左岸の大崩壊地を過ぎると、右岸にM沢が出合います。軌道跡も終点です。この先の支流は普段は伏流しているのですが、今回はきちんと水流があります。水流があっても渓魚は不在です。

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普段は、チョロチョロ、又は伏流している区間も水量がありました

河原や中州の区間を過ぎ、しばらくで源流感たっぷりの区間がはじまります。渓相はすごく良くなります。なんとなく杣道というか踏み跡らしきものもあります。滝はありません。左岸から滝で出会う枝沢の先、トチの巨木の横で大休止とします。お湯を沸かしてコーヒーを入れようとするとカップが見当たりません。やむなくドリップしたコーヒーをペットボトルに直接落として、ペットが変形する前に水で冷やしてアイスコーヒーとしました。これは結構アタリでした。しかし、ここまでは渓相はよいのですが小型渓魚のみしか出ません。

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トチの大木 気持ちが良い区間です

休憩で充電するとキャストも丁寧になります。小さな淵でも丁寧に投げると、イワナが毛鉤に食いつきます。

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21cmのイワナ
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ちょっとした深みにもイワナは居着いています

右岸から小さな流れが出会う手前の淵、岩のエグレに10投目位でスポッと入るとグイッグイッとした引きが! バシャバシャと暴れる反応は、あきらかに大物です。よっしゃーと気合いを入れた瞬間、バラしました。針ごと持っていかれました。大型はいないだろうと、結びを甘くしたのを強く反省です。バラした魚はデカかったそのものです。

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大物を逃がした淵

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ヒットした瞬間 小さなバシャが白泡の左横に見えます。
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バレる瞬間 けっこう大きなバシャが左岩の前に見える

その後、ガディス毛鉤に変更すると、ヒットはするも5連続でバラシてしまいました。きちっと上げていれば、とっくにツ抜けのはずがストレスが溜まります。もう一度休憩をとり、心を落ち着けてさらに上流へ向かいます。その先の淵で連続で良型が上がり、心も落ち着いたので標高約1300m地点で脱渓としました。といっても基本的に水線通しに戻ることになります。

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ここでは24cmがヒット
 
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脱渓点とした淵

テントまで1時間ちょっとかかります。左岸の崩壊地の下を歩いていると小さな落石がありました。見上げると崩壊地を鹿が懸命にトラバース中です。鹿落石は渓流ではアルアルですが、マジで勘弁してくれ。大急ぎで安全地帯へ逃げます。一歩間違えれば大惨事です。写真を撮る余裕は当然ありません。また、M沢出合から現れる軌道跡は最初が崩れていて通行は危険です。高度感はありませんが、ザレで滑ったら5m下の尖った大岩の上に滑落です。当然、避けたほうが無難でしょう。途中、クマ鈴が落ちていました。釣り上がり時には見なかったので、おそらく後続者かと思います。当然ですが、人気がある渓なのでしょうね。

テントを撤収して10kgを越える重い荷物をもって、15時に下山開始。今日は人間には誰にも会っていません。軌道跡終点にはナンバープレートの無い小型バイクが停まっていました。事故が無いようにお願いしますね。私も自転車なので人のことはあまり言えませんが、駐車場には16時過ぎに到着。裸の若者が管理釣り場の河原でビール片手に釣りをしていました。夏ですね。

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テンバ撤収

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テンバ下の右岸大崩壊地

帰路、道の駅併設の大滝温泉は駐車場が満車なのでスキップ。小鹿野町の道の駅前にあるお気に入りの定食屋「あずまや」のワラジカツか生姜焼き定食を期待して、小鹿野経由ルートにして、両神荘の露天でくつろぎます。残念ながら「あずまや」は臨時休業でした。関越自動車道は渋滞気味、沖縄物産展をしていた三芳PAは大賑わいと、以前の混雑が戻ってきたようです。今度は長めの連休、どこか静かな渓に入りたいと思いました。

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両神荘は、写真で見るとボロいが、良い温泉です。日帰り入浴800円です。

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夏の雲です!

《反省》人気のある渓には人がいる。それを忘れてはいけません。真面目に県内移動を守っているので、他県ナンバが停まっていると多少はムカっときたりしますが、それはそれ、人それぞれの価値観や考え方を否定するのはやめました。自分だって楽しみのために遠出しているのだから。しかし、早く高速の休日割引きを復活してほしいものです。

2021/07/14

2021年7月 不安定な天候でO沢へ

雨の合間に市街地から近いO沢へ入りました。

『2021年の7月は天候が不安定でした。世の中も不安定ですが。。。 半年近く、ほぼ県内移動だけの生活で息がつまりそうです。さらに先月末にはスマホを紛失して意気消沈でしたが、雨の合間になんとか渓に入れました。稜線が近くに感じる源流域の雰囲気に癒やされました』

トンネルを抜けた橋から見る荒川は、今期最大の水量です。うーん、本流系は入れないでしょう。しかし今回はちっちゃい渓に入るつもりです。というのも金曜に夜更かししたため、駐車場に着いたのが10時過ぎ。10時って、早い人は既に脱渓・下山する時間帯だったりすのですが、一般観光客に交じって駐車場に駐めます。今回の渓は、市街地、観光地に近いのです。

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渓の上流部の様子 既に水流は一跨ぎしかない

 

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2021/06/28

2021年6月 一カ月ぶりのI川支流

 2021年6月 I川支流に入りました

『4,5月と連続で入っているI川の支流の枝沢に、6月最終週にも入りました。駐車場で先に駐車場していた方と「沢わり」をして、途中の枝沢に入ることにしました。この枝沢は、残念ながらちょっと前に人が入った跡があってからか、ウデが無いからか、魚の反応が薄い。釣果はイマイチでした。』

先週の反省から、普段よりも早めに自宅を出発。林道の車止めゲート手前の駐車スペースに5時過ぎに到着するも、既に数台の車が駐車しています。準備中のYさんらお二人に予定をお聞きすると、お二人とも初めて秩父とのことで、まさかの渓かぶり。溯行図を見ながら、けっこう上流に入りたいとのこと。私は途中の枝沢に入ることで調整できました。

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年々崩壊が進む軌道跡。今年はトラロープが張られていました。

 

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2021/06/23

名称と中身

テンカラ竿の2番(先から二番目のパーツ)を、2本発注したのですが、先日到着したとの釣具店から連絡がありました。

店に受取に行くと、メーカーからの配達品には、手書きで「テンカラ源 2.4m 2番、テンカラ源 2.7m 2番」となっていました。今回は「二代目テンカラ源 2.7m 2番」が壊れたので、その旨電話で伝えていました。店員さんの発注メモには、ちゃんと「二代目 テンカラ源 2.7m 2番」となっています。初代(といった記載はありませんが)と二代目で、差があるのかはわかりません。メーカーの営業時間は既に終了していたので、翌日問合せもらうということで、その品は受け取らずに帰宅しました。

翌日、電話があり「パーツは共通」との回答がメーカーからあったとのこと。良かったです。自宅に持ち帰り、パーツ交換するとかっちりとハマりました。店員さんからは確認不足でしたと謝罪がありましたが、メーカーが普通に説明してくれればよかったのではと思っております。

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