2024年6月 はじめての小菅村 上流域を散策
やっとのことで、2024年も梅雨入りし、今回はじめて小菅村エリアを訪問しました。釣果は良くありませんでした。しかしながら、ポテンシャルの高さを感じたような気になったエリアでした。
奥多摩方面は、以前は沢登りや登山でよく訪れていました。しかし、ここ10年はあまり訪問した記憶がありません。小菅村も、中央道の大渋滞時に大月から埼玉へ抜ける超絶裏道(当時は松姫峠のトンネル無し)として通過したことはありましたが、訪問自体はじめてです。ネットや釣り現場で小菅は良いヨ! と教えて頂いていたので、期待しての訪問です。なお、本渓はネットで多くの事例がアップされていますので、実名で投稿となります。
まずは「釣り券」です。今回はスマホアプリの「つりチケ」を利用しました。ただし、つりチケで購入できる日券の多くは、印刷が必要なのでだいぶ面倒です。別の「フィッシュパス」アプリは、山中の電波が通じないオフライン時でも画面表示でOKが多いので、なんとかならんのかと思っています。私は、つりチケで購入してマルチコピー機で印刷しましたが、印刷代が60円かかります。なお、同行者はセブンイレブンのマルチコピー機(JTBのサービス)でササッと購入していましたので、こっちのほうが便利で安価です。なお、青梅方面からアクセス時の最終コンビニは、奥多摩手前の古里駅近くにあります。
日券はセブンイレブン(青梅市内)での発券
トイレのために「道の駅 小菅」に立ち寄ったのが敗因なのか、入渓時間が遅くなってしまいました。小菅川沿いの林道途中には数台の車両がありました。そして林道終点到着は5:50。そして1台のバイクが! マフラーがぬるく、30分以内に入った気配がプンプンです。ただしバイクの単独行のため下流域に入ったかもと、あわい期待をもって出発準備をしました。
林道終点広場は、4,5台が駐車できるスペースあり
駐車場からなんとなく見える堰堤を左岸から越える杣道があります。踏み跡は薄めで、最後は急斜面を下ります。なんとなく足跡があるようにも見えます。
駐車場の先の杣道入口
結構な急斜面を降りる
水線に降りると、先に見える最終堰堤の下に単独行の釣り人が見えました。 近づいて挨拶すると、やはりバイクの方でした。ワサビ小屋まで釣り上がる予定とのことで、我々はスゴスゴと林道終点まで戻って小屋上から釣り上がることにしました。駐車場まで戻ると、もう一台車が到着していて男性ペアの方が準備中でした。やはりこのエリアは人気が高いことを実感しました。事情を話してから我々はモノレール脇の急斜面を登ります。ヒーヒーいいながら100m弱高度を上げると、作業道が横切っています。
ここからは高度を維持しながら左岸の高い地点をトラバースしてワサビ小屋直下まで楽々行けます。道もけっこう踏まれているようでした。小屋手前にある木製橋を入渓点としました。
まだ建物が残っているワサビ小屋を左に見ながら、渓流を釣り上がることにします。渓相は良いです。雰囲気は凄く良い! そして今回は、源流域で使う2.4mではなく、私としては長めの3.0mのテンカラ竿を準備しました。入渓した直後の良い淵では反応が無く、その上の小さな反転流がある流れで19cmのイワナがヒット。出だしは良い感じです。
ただし、絶対いるよなという膝下位の流れや、大きめの淵では魚影が見えず、アタリがありません。
感じの良い落ち込みも続くのですが、調子が良くない。昨日まで降った雨で水量も多いようなのですが、調子が悪い。その後しばらくすると、大小合わせて5回のバラシが続いて、意気消沈します。渓魚がいることはわかったが、なんか釣れない。今日はそんな日なのかもしれません。
相方もやっと22cmのイワナを釣り上げました。雰囲気的にはガンガン釣れそうなのですが、やはり入渓が容易なことから、多くの釣り人が入っているのだろうと思いました。その後もチビイワナを釣り上げるも、なかなな良型が出てくれません。
渓相は、巨大なワサビ田跡を右岸側に見ながら進み、その後も流れが左右に分かれます。左側の水流が太く、右側はチョロチョロです。そして、入渓から約2時間で、右股側に滝が見える二股に到着しました。右股の滝は美しいのですが、水量も少なく滝つぼもありませんでした。
気持ち良い場所なので、早めの昼食とします。渓流で食べるカップラーメンはなぜこんなに旨いのか?だれか解明してほしいです。昼食後、しばしダラダラして、右股の滝の様子を見た後、左俣をもう少しだけ釣り上がることにします。
左俣も渓相抜群なのですが、釣果がでません。必ずいると思われる流れや淵で反応がありません。流れだしなどで泳ぐ岩魚は皆無です。大きめの淵があったので水中カメラで動画撮影すると、底付近を泳ぐイワナが見えました。これだとドライフライには出てくれないかもしれません。
水流が減り良いポイントも減る。ここでは魚影(動画)は確認できたが釣果なし
昼を過ぎてしまったので、左俣からの撤退を決めます。相方はルアーに変えてから1匹出ましたが、私は食事後はバラシが数回で、散々な結果となってしまいました。
上流部は杣道がないので水線通しでわさび小屋の先まで下ります。想像していたものより巨大なわさび田跡がありました。
その先は作業道で下山となりました。最後のモノレールの脇は急斜面なので、左寄りの踏み跡をたどり、無事駐車場に到着となりました。時刻は15時過ぎ。当然ながらバイクも車も一台もなくなっていました。
帰路、道の駅小菅に隣接されている日帰り温泉を利用した後、青梅IC手前の河辺駅近くのホルモン・焼肉屋でアルコール抜きの打ち上げとしました。今日の釣果はショボかったが「ポテンシャルはある」が同意した意見でした。再挑戦するか?の答えは出ませんでした。
※こちらのURLから今回使用・紹介した商品をAMAZONで購入できます。
↓ ↓ ↓
・コスパの良いテンカラ竿 二代目てんから源2.7m
https://amzn.to/3Yccj0O
・コスパの良いテンカラ竿 二代目てんから源3.0m
https://amzn.to/3yfKLNt
・小型水温計 渓流釣りに携帯しやすく壊れにくい・老眼でも良く見える水温計
https://amzn.to/4eIbVx0
・テンカラ毛バリ 老眼でも良く見えるピンクパラシュート(12番、ハーブレス)
https://amzn.to/3XKo5PT
・テンカラ毛バリ 老眼でも良く見える白色パラシュート(12番、ハーブレス)
https://amzn.to/3L4n6lV
※本ブログは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。
最近のコメント